セカンドピアスにチタン製がおすすめな理由と選び方とは?
ピアスホールを開けてファーストピアスで慣らしたあとは、ホールが安定化するまでセカンドピアスの装着が必要です。
まだ安定していないピアスホールは、傷つきやすくてデリケートなので、セカンドピアスには純チタン製のピアスがおすすめです。
純チタン製ピアスがおすすめの理由と、セカンドピアスの選び方をご紹介します。
純チタン製がセカンドピアスにおすすめな理由とは?
純チタンとは、ピュアチタンとも呼ばれ、不純物を極力排除した「純度の高いチタン」のことです。
セカンドピアスに純チタン製がおすすめな理由として、以下の4つの理由が挙げられます。
- 他の金属と比べて軽い
- 金属アレルギーが起きにくい
- お手頃な価格
- 水や汗に強いので、つけっぱなしで大丈夫
せっかくピアスの穴を開けたのでしたら、トラブルなくピアスを楽しみたいですよね。
純チタン製のピアスは、あなたのファッション・ライフに役立つでしょう。
チタンは他の金属と比べて軽い
セカンドピアスを求める時点では、ピアスホールはまだ柔らかく不安定な状態です。
個人差はありますが、ホールが安定するにはピアシングから1年ほど時間が必要と言われています。
大きな宝飾が付いていたり、重い素材を使用していたりするピアスは、デリケートな初期のピアスホールには負担がかかるので向いていません。
チタンは軽い金属で、アクセサリーの人気素材であるゴールドやプラチナと比べると、約4分の1の比重です。
華やかな飾りがついたピアスを楽しむのは、セカンドピアスでホールを安定させてからのほうが良いでしょう。
チタンは金属アレルギーが起きにくい
金属アレルギーは、金属に触れた皮膚が「赤くなる、かゆくなる、ただれる」症状です。
肌表面の汗で金属が微量に溶け、金属イオンが体の中に染みこむことで、アレルギー反応が起きます。
チタンは金属アレルギーになりにくい性質で、医療用器具の素材にも活用されています。
チタンが金属アレルギーになりにくい理由は、空気中の酸素によってチタン表面に酸化被膜が作られ、壁となって金属イオンの溶け出しを防ぐからです。
不安定なピアスホールは皮膚が柔らかく、金属アレルギーを起こしやすいものです。
「今まで金属アレルギーになったことないよ」という人でも、ある日突然アレルギーを発症するケースがありますので、用心することをおすすめします。
ただし、「チタン製なら絶対、金属アレルギーにならない」と保証されるものではありません。
アレルギー反応は、個人の体質によって左右されるからです。
皮膚科などでパッチテストを行ってからピアス選びをすると安心ですね。
金属アレルギーについての記事がありますので、ぜひ参考にご覧ください。
チタンはお手頃な価格
ピアスは、直接見ることができない位置につけるアクセサリーですから、紛失しても気づかない場合があります。
金属アレルギーになりにくい素材としてゴールドやプラチナも有名です。
けれど、高価な素材は紛失してしまったときの経済的なダメージが大きいので、ピアス初心者にはおすすめできません。
「どうせ失くすかもしれないなら安いピアスでいいでしょう」と考えて、安価な金属ピアスを使用される人もいますが、おすすめできません。
安価なピアスの中には、コストを下げるために低品質の金属で制作しているものがあり、アレルギーや錆びなどで肌を傷める恐れがあります。
純チタン製のピアスなら、お手頃な価格で肌に優しく、安心して身に着けていられます。
チタン工房キムラでは、チタンピアスをお求めやすい価格設定で取りそろえております。
チタンピアスのラインナップページもありますので、参考にしてみてください。
チタンピアスは水や汗に強く、つけっぱなしで大丈夫
チタンピアスなら水や汗に強く、つけっぱなしで問題ありません。
不安定なピアスホールは、皮膚の強度が低く傷つきやすいので、セカンドピアスは極力つけっぱなしにしたほうがいいです。
ピアスに慣れていないうちは取り外しに手間がかかり、触っているはずみでピアスホールを傷めてしまう恐れがあるからです。
チタンピアスは、つけたままお風呂に入っても錆びることがありませんので、ピアス初心者の人でも扱いやすいのです。
チタン製セカンドピアスの選び方
- 純チタン製か確かめる
アクセサリーショップやネットショップを調べると、「ピアスの一部分だけ純チタン製で、他は合金」というピアスが見られます。
『チタン製』とか『ピュアチタン使用』という言葉だけで決めずに、店員さんに尋ねたり商品情報を調べたりすると、より安全です。
- ポスト(軸)が長くて太いもの
ポスト(軸)とは、耳の穴に通す部分を指します。
ポストの長さは、自分の耳たぶの厚さに合ったものを選びます。
目安として、耳たぶの厚さに「+2ミリ」加えた長さが良いでしょう。
ピアスホールが不安定な時期は、耳たぶが腫れる場合がありますので、軸長のピアスがおすすめです。
市販ピアスの場合、ポストの太さは約0.6mmが基本となっています。
セカンドピアスでは、もっと太い1.2mmが標準サイズです。
- フックタイプと、ヘッド部分が小さいピアスに注意
ピアスホールが不安定なうちは、揺れ動くフックピアスは負担がかかりやすいので、敏感肌の人は痛みが伴う恐れがあります。
心配な人は、スタットタイプのピアスを選ばれるといいでしょう。
また、ヘッド部分が小さいピアスは可愛らしくて人気です。
しかし、不安定なピアスホールの影響で耳たぶが腫れやすい人は、ヘッド部分が埋もれてしまうので注意しましょう。
チタンピアスで個別対応も可能
「お肌に優しいほうがいいし金属アレルギーは嫌だけど、セカンドピアスでもできるだけおしゃれなデザインがいい!」というこだわりを持っている人はいませんか?
チタン工房キムラでは、チタン製のワンオフ品(特注品・専用品)を承っております。
お客様の頭や心に浮かんだアイディアやデザインを形にできるよう、ご相談やお問い合わせを受け付けています。
たとえば、上の画像は「自転車の歯車型でピアスを作りたい!」というお客様の発想にお応えして制作したワンオフ品です。
セカンドピアスだけでなく、いつか装着してみたいデザインピアスをイメージされたら、ぜひチタン工房キムラにお声かけください!
純チタン製のセカンドピアスからおしゃれを楽しむ!
肌に優しく扱いやすい点から、セカンドピアスには純チタン製をおすすめします。
セカンドピアスに慣れ親しんでいるうちに、ピアスホールが安定してきて、他の多彩なピアスもつけられるようになります。
幅広いおしゃれを楽しむためにも、純チタン製のセカンドピアスで、デリケートなピアスホールを大事に育てていきましょう!