ピアスはつけっぱなしでも大丈夫?金属アレルギーでも安心できる素材とは
ファッションを楽しむためのアイテムとして女性も男性もピアスを取り入れる方は多く、常につけっぱなしで過ごす人も多いでしょう。
ですが、つけっぱなしで大丈夫なのか不安になる場面も出てくるはずです。
結論として、ピアスホールが完成していてかゆみや違和感がなければ、ピアスをつけっぱなしで過ごしても問題はありません。
しかし、特定の場面や素材によっては外した方が良いこともあります。
この記事では、ピアスをつけっぱなしにするメリットとデメリット、さらにケア方法や金属アレルギーになりにくい素材まで紹介していきます。
ピアスはつけっぱなしでも大丈夫?
ピアスホールが完成していて、かゆみや違和感がなければつけっぱなしでも問題ありません。
しかし、衛生面を考慮して定期的にピアスを外して洗うことをおすすめします。
清潔な状態を保つことでニオイを抑え、炎症からも守れます。
ピアスをつけっぱなしにするメリット
ピアスをつけっぱなしにするメリットをご紹介します。
ピアスホールの塞がりを防ぐ
ピアスをつけっぱなしにするメリットは、ピアスホールの塞がりを防ぐことです。
ファーストピアスやセカンドピアスは、開けた穴が安定するまでの約1か月間、同じピアスをつけっぱなしにします。
ピアスホールは傷なので、つけっぱなしにしていないと簡単に塞がってしまいます。
痛い思いをして開けたのに、塞がってしまうのはもったいないですよね。
ピアスホールやその周辺が炎症などを起こしていなければ、つけっぱなしでも問題ありません。
ピアスをつけっぱなしにするデメリット
ピアスをつけっぱなしにするデメリットをご紹介します。
ピアスホールの正しいケアについては、「ホットソークとは?ピアスホールの正しいケアでトラブルを解決」の記事をご覧ください。
ニオイの原因になる
ピアスをつけっぱなしにしていると、垢が溜まりニオイの原因になります。
たとえ炎症を起こしていなくても、2~3日に1回は外して洗うように心掛けましょう。
炎症を起こす可能性がある
完全に治りきっていないピアスホールは傷なので、細菌が感染して炎症を起こします。
炎症を起こすと痛みや腫れ、最悪の場合は膿みが出てくる場合があります。
こうなってくると自然には治りにくいので、医療機関で治療を受けることが重要です。
ピアスのつけっぱなしに向いている素材
ピアスのつけっぱなしに向いている素材についてご紹介します。
純チタンは金属アレルギーになりにくい
純チタンピアスといえども、すべての人が絶対に金属アレルギーを発症しないとは言い切れません。
数多くある金属素材の中で、純チタンピアスは金属アレルギー反応が出にくいと言われています。
金属アレルギーは、水や汗などで溶け出た金属(金属イオン)が、人体のたんぱく質と反応することで発症します。
チタンは、空気中の酸素に触れると表面が「酸化被膜」に覆われ、水や汗で金属イオンが溶け出さなくなります。
酸化皮膜によるバリアが、純チタンは金属アレルギーになりにくいと言われる理由です。
しかし、チタンポストという表記であっても飾りがチタンでない場合もあります。
ニッケルを含んだロウ材を用いることが多く、それが金属アレルギーの原因となるので購入前に確認することが大切です。
純度の高いゴールドやシルバー
ゴールドやシルバーでも金属アレルギーが発症してしまうことがあります。
それはアクセサリーを作る際、銅など他の金属を混ぜ固さや色味を調整していることが原因です。
一般的に18金と呼ばれるものは75%が金、残りが他の材質です。
金属アレルギーが心配な方は、残りの材質に何が含まれているか確認しましょう。
シルバーはすぐに黒っぽく変色するという特徴があります。
一般的には変色を防ぐ為、メッキを施すことが多く、メッキに含まれる成分で金属アレルギーを起こすことがあるので注意しましょう。
しかし、ゴールドやシルバーのなかでも他の金属を混ぜていない純度の高いものなら、金属アレルギーを発症する可能性は低いとされています。
ピアスのつけっぱなしに向いているデザイン
ピアスのつけっぱなしに向いているデザインについてご紹介します。
シンプルで小さいもの
つけっぱなしにするピアスのデザインですが、どんなファッションにでも合いやすいシンプルなデザインが良いでしょう。
大振りのピアスだと、つけっぱなしにすることでピアスホールが重みで広がってしまうことがあります。
ピアスホールが広がっているのに気付かないままピアスをつけ続けていると、やがてピアスホールが裂けてしまいます。
また、セーターなどの衣類にピアスの飾りが引っかかって、ピアスホールを傷めてしまうこともあります。
ピアスをつけっぱなしにするなら、小さくてシンプルなデザインが良いでしょう。
・イヤーカフTE10 ・外径10mm ・シンプルで使いやすい |
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ポストが長めのもの
ピアスホールを開けたばかりの時期は、ポスト(軸)が耳たぶよりも2mmほど長いピアスを選びましょう。
ポストを長めにしておくことで、炎症で耳たぶが腫れてしまった場合でも対応できます。
耳たぶの厚さに対し、無理にポストが短いタイプのピアスをつけていると、ピアスが埋没してしまう可能性があります。
ロングタイプのポストのピアスであれば、ポストを前後にずらして洗えるので、ピアスホールを清潔に保てます。
・チタンピアスP3 ・ポスト長め(10mm) ・つけっぱなしに最適 |
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また、ボディピアス(軟骨ピアス)に使われるストレートバーベルタイプも、長さがあり引っかかりにくいのでおすすめです。
ピアスを外した方がいいシーン
最後に、ピアスを外した方がいいシーンについてご紹介します。
運動時はつけっぱなしにしない
運動時は汗をかくのでピアスホールが汚れます。
皮脂が溜まり、菌が繁殖して炎症が起こる場合があります。
また、汗によって金属アレルギーを引き起こすことがあるので外すことをおすすめします。
入浴時はつけっぱなしにしない
入浴時も運動時と同様に汗をかきます。
さらにシャンプーなどの液体がピアスホールに付着したままになることがあり、それによって炎症を起こすこともあります。
お風呂から上がり、髪を拭くときにタオルが引っかかって痛い思いもするので注意しましょう。
就寝時はつけっぱなしにしない
ピアスが布団や枕に引っかかることでピアスホールを傷めたり、寝返りでキャッチが外れてピアスの針が曲がったりすることがあります。
思わぬケガをしたり、大事なピアスが壊れたりしないように、寝る時は外すと良いでしょう。
純チタンピアスならつけっぱなしでオシャレを楽しめる
ピアスに不慣れなうちは、つけっぱなしにしておくほうがホールを傷めずにすみます。
うっかりピアスを紛失してしまうことも無くなりますよね。
チタンピアスなら、軽量で体に優しいので、つけっぱなしにしていても安心です。
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