BLOG

ブログ
2023/01/06

ホットソークとは?ピアスホールの正しいケアでトラブルを解決

ホットソークとは?ピアスホールの正しいケアでトラブルを解決

ピアスを開けたのはいいけど、開けたあとのケア方法を知らない方も多いのではないでしょうか。

ピアスは傷なので、正しい方法でケアしないと傷口が炎症を起こして思わぬ肌トラブルに繋がる可能性があります。

今回は「ホットソーク」と呼ばれるピアスホールのケア方法や、初めての方でも安心して使えるピアスを紹介します。

ホットソークとは?ピアスホールを洗浄できる傷口のケア方法

ホットソークとは?

ホットソークとは、塩とお湯のみで細胞の新陳代謝を促進し肉芽や化膿、炎症などの症状の回復を促すケア方法です。

ソルトソーク、ホットバスとも呼ばれており、ピアスホールのケアに使用されます。

ホットソーク自体に治癒効果はありませんが、ホットソークを行うことで体の自然治癒力を高め傷の治癒を促します。

最近では過度に消毒するのではなく、傷口を洗い清潔に保つことが推奨されています。

ホットソークでピアスホールを洗浄するケア方法について、詳しく解説していきますよ。

準備するもの

ホットソークを行うのに特別な道具は必要ありません。

ホットソークをする際に必要なものは以下のとおりです。

  • 天然塩
  • 人肌に温めたお湯(36℃~37℃)
  • 患部が浸かるほどの深さのある容器
  • スプーンなどのかき混ぜるもの
  • 水気を取るタオル

自宅にあるものだけで簡単に行えます。

ただし注意点として、食塩ではなく必ず、加熱処理されていない天然塩(自然塩)を使いましょう。

「伯方の塩」ならお近くのスーパーでお安く手に入るのでおすすめです。

またホットソークをする前に、ピアスを外せる場合は外しましょう。

まだ化膿している場合や、ピアスホールが完成しておらず動かせない場合はピアスを付けたままで行いましょう。

ホットソークの手順

ホットソークの適切なやり方は以下のとおりです。

  1. 1.人肌に温めたお湯(36℃~37℃)100ccと天然塩0.9ℊを用意する
  2. 2.お湯と天然塩をスプーンでよくかき混ぜる
  3. 3.症部分をつけて10~15分ほど温める
  4. 4.水でよく洗い流す
  5. 5.タオルで水気が残らないように拭き取る

上記を1日に1~2回を目安にして、3日~1週間続けてみましょう。

継続しても効果が見られない、または違和感がある場合はすぐにストップし、医療機関を受診してください。

ホットソークの適切なタイミング

ホットソークに適したタイミングは1日1~2回、お風呂の前がおすすめです。

ホットソークを行ったあとに入浴すれば、患部を体ごと洗い流せるので一石二鳥ですよね。

患部を浸しにくい部位に開けたボディピアスのホールの治療には、いっそのことお風呂場でホットソークをしてしまうのも良いでしょう。

また、やりすぎると刺激になってしまいます。ホットソークは1日2回以上行わないようにしましょう。

ホットソークをやっていい場合・やってはいけない場合

ホットソークをやっていい場合・やってはいけない場合

ホットソークの効果を高めるには、ピアスホールの状態で判断することが大事です。

こんな時にはホットソークが効果的

ピアスホール周辺の皮膚が腫れていたり化膿していたりする時には、ホットソークが対処法として効果を発揮します。

天然塩のミネラル成分で傷口を殺菌し、細胞を活性化させることで皮膚に溜まった細菌を押し出すので、ピアスホールの安定にも繋がります。

また、軽度であれば肉芽にも有効です。肉芽は、傷を修復しようとする体の機能によってできた毛細血管の集合体です。

できて間もない小さな肉芽ならホットソークを適切に行うことで治癒することが可能です。

こんな場合はホットソークを控えましょう

次に、ホットソークをしてはいけない場合について紹介します。

まず、何らかの素材に対して金属アレルギーを持っている方はホットソークを行えません。

金属アレルギーは唾液や汗などの水分に金属の成分が溶け出して反応することで起こります。

多くの金属に対して塩分は腐食する原因なので、ホットソークは避けるべきでしょう。

また、ピアスホールからの出血があったり熱を持っていたりする場合もホットソークは控えましょう。

傷口にトラブルがある場合、温めることで症状が悪化する恐れがあります。

自己判断で治療を行わず、止血して傷口を冷やし、清潔に保つことに努めましょう。

クエン酸で肉芽を洗浄する方法

クエン酸療法は、クエン酸とお湯を混ぜたものをコットンに染み込ませて肉芽に当て、かさぶた状態にして肉芽をはがす治療法です。

肉芽に対し高い効果が期待できますが、ぴりぴりとした痛みが伴い、人によってはクエン酸が皮膚に染みてかなり痛みが強く出る可能性があります。

痛みに耐えて続けるのではなく、医師に診てもらいましょう。

ピアスホールの維持におすすめの純チタン製ピアス

チタン工房キムラでは、純度99.4%以上の純チタンを使用したチタン製アクセサリーを製造・販売しております。

チタンは数ある金属のなかでも非常に軽い素材です。水や汗にも強く錆びにくい性質をもつので、長時間のつけっぱなしでも負担がありません。

またチタンは金属アレルギーを起こしにくい素材です。

金属が原因で痒みや腫れなどの炎症を起こす可能性が他の素材に比べて低く、繊細な肌でも安心して着用することができます。

チタンピアスTP-P3

こちらの「チタンピアスTP-P3」は直径3mmのチタン球をシンプルにセレクト。

ピアスホールの維持にも使えます。

ポストやキャッチはもちろんチタン球も純チタン製なので、金属アレルギー症状の不安から解放されます。

水に強いのでお風呂でも着けられ、外す必要がないことから紛失する心配もありません。

また、お手入れ方法は中性洗剤で水洗いするだけと簡単。

さまざまな悩みが解消され、安心してアクセサリーを楽しむことができます。


チタンピアスTP-P3
軽量・耳たぶに優しい
チタンピアス/P3/φ3mm球/左右1ペア
素材:純チタン
品番:TP-P3
商品ページはこちら≫

適切なケアでピアスホールを清潔に

ピアスの穴は傷です。ピアッシング後はアフターケアを正しく行い、皮膚を清潔に保ちましょう。

特にピアッサーを用いて自分でピアスを開ける場合は、あらかじめ適切なケア方法を理解しておかなければ思わぬ肌トラブルに繋がる恐れがあります。

日頃のケアを行っていてもピアスホールの状態が悪化する場合は、ホットソークで症状の回復を試みるのも一つの手段です。
チタンピアスTP-P3