2019年10月28日
初めてのピアス!清潔ケアでピアストラブル解決
念願のピアスを開けたけど、ピアスのケアをどのようにして良いか分からない方は多いのではないでしょうか。
分からないままでケアを怠っていると雑菌でピアスホールが痒くなったり、膿が出来てしまうなど炎症の原因になりかねません!
今回はピアスホールのケアについてご紹介します。
目次
ピアスを開けた後のピアスホールは繊細で、ピアストラブルが起こらないように正しいケアをおこないましょう。
ピアスのケアには石鹸を使ってピアスホールを洗浄しましょう。よく石鹸を泡立ててピアスホール周辺の汚れを落とし、殺菌をしましょう。
ピアスを動かしても痛みが無ければ、前後に動かしたり、ピアスを1回転などして、ピアスホール内の浸出液の塊などを綺麗に取り除くことができるので、清潔なピアスホールを保つことができます。
石鹸を洗い流す際は、流し残しがないように綺麗に洗い流しましょう。
皆さんが間違いがちなことで、消毒液を使った洗浄方法があります。
ピアッシング後のピアスホールは傷と同じなので、殺菌をかねて消毒液を使う事が当たり前だと思われていました。
しかし、消毒液が傷の治りを遅くする事があるため、最近では病院でも手術の傷などを消毒薬を用いた治療法から、傷を洗って綺麗にする治療法に変わって来ています。
「切り傷」や「すり傷」などの創傷(そうしょう、きずのこと)の治療法はこの10年で大きく進歩しました。病院ではさまざまな外傷(けが)による創傷や手術の傷などの治療を行いますが、従来行われてきた消毒薬とガーゼを用いた治療法から、洗浄(傷を洗ってきれいにすること)と被覆材(ひふくざい、傷をおおうさまざまな材料のこと)による治療法に変わってきています。
傷を消毒するのはずっと当たり前だと思われていました。化膿(かのう)すると傷が治らないので消毒して化膿するのを防ぐということでした。しかし、消毒薬は傷を治そうとする皮膚の細胞に害があること、消毒薬で細菌を完全になくすことができないこと、皮膚に少し細菌がいても傷は治っていくことなどが分かってきて、消毒することで傷の治りを遅くすることが分かってきたため、消毒薬はほとんど使われなくなってきました。
引用サイトURL:http://www.koseikan.jp/visit/medical_column/list/detail/column_739.html
ピアスホールを洗浄する際は、消毒液を使わずに綺麗に石鹸や水で清潔にすることをおすすめします。
ピアスホールを洗浄する時に、ファーストピアスを取り外して洗浄している人を度々聞くことがあります。
ファーストピアスの取り外し洗浄はピアスホールを痛める原因になります。
何故なら、ファーストピアスは先端が鋭利になっており、ピアスホールに再度通す時にピアスホール内を傷つける危険性があります。そのため、ファーストピアスの取り外し洗浄は良くありません。
ピアスホールのしこりや膿で悩んだ際は、細胞の代謝を促進してくれる「ホットソーク」がおすすめ!
ホットソークとは、塩とお湯のみで細胞の新陳代謝を促進し肉芽や膿、炎症などの症状の回復を促すケア方法です。
塩とお湯で人体の体液の塩分濃度と同濃度の液体を作ります。
必要なもの
・天然塩
・人肌に温めたお湯(36℃~37℃)
・耳が浸かるほどの深さがある容器
・かき混ぜるスプーン等
・水気を取るタオル
おすすめ天然塩
伯方の塩
画像引用URL:https://www.amazon.co.jp/%E4%BC%AF%E6%96%B9%E3%81%AE%E5%A1%A9-2951086-1kg/dp/B000FQOJ7O
近くのスーパーで安価で購入出来てお手軽です。
お料理にも使えるので一石二鳥な天然塩。
やり方
1.人肌に温めたお湯(36℃~37℃)100ccと天然塩0.9ℊを用意。
2.お湯と天然塩をスプーンでよくかき混ぜる。
3.炎症部分をつけて、15分ほど放置。
4.水でよく洗い流す。
5.タオルで水気が残らないように拭き取る。
1日に1~2回を目安で1週間続けます。
清潔なピアスホールを維持するためには、日頃のケアが大切になります。
しかし、日頃のケアを行っていたとしてもピアスホールの状態が悪化する場合があります。
そんな時は、ホットソークで症状の回復を試みるのも一つの手段です。
それでも症状が治らない、悪化した場合はすぐに病院で診てもらうことをおすすめします。