ネックレスの中でもドッグタグが人気アイテムである理由とは?
ドッグタグは、ネックレスタイプのアクセサリーとして人気の高いアイテムです。
「ドッグタグらしさ」がわかりやすい定番のプレート型はもちろん、弊社チタン工房キムラでは、フェザー(羽)型やハート型など、一見ドッグタグに見えないタイプもあります。
今回は、ドッグタグの魅力についてご紹介します!
ドッグタグはただのネックレスではない
ドッグタグはもともと、兵隊の個々の認識票として作られました。
金属のダブルプレートに、氏名や血液型、所属部隊や信仰している宗教などを刻印し、ネックレスとして首にかけます。
兵士が負傷して言葉を発せない状態でも、ドッグタグに刻印した内容から、治療を受けたり所属部隊に連絡を取ってもらったりすることが可能です。
世界で最初にドッグタグを使い始めたのは、19世紀のプロイセン軍とされています。
現在では、米軍や自衛隊など世界中で使用され、ミリタリーファッションの広がりに合わせ、男性・女性ともに一般のアクセサリーとして認知されました。
さらには、ドッグタグの「文字を刻印する」という特徴を活かして、メッセージを込めたオリジナルプレートや「身元証明ネックレス」としても利用されています。
ドッグタグが活用される例
ドッグタグは、ファッションアイテムとして、身元証明ネックレスという実用品として、さまざまな場面で活用できます。
ドッグタグの活用例として、以下の4つをご紹介します。
- バイク乗りのライダーズタグ
- スポーツ時のアクセサリー
- 認知症患者の身元保証票
- 災害時の防災アイテムとして装着
ドッグタグ活用例1.バイク乗りのライダーズタグ
四輪車に比べれば、二輪車であるバイクは転倒の危険性があり、運転手を守る外殻が無いため、事故の際のリスクは高くなります。
氏名や血液型をドッグタグに刻印して、運転時にネックレスとして装着しておけば、もし交通事故にあった場合でも速やかな治療につながるでしょう。
金属製であるドッグタグならば、事故時の衝撃にも耐えられます。文字は刻印されているので、仮に衝撃でプレートが変形しても文字が消える恐れはありません。
ツーリンググループのメンバーで、お揃いのデザインでドッグタグを用意するのも、仲間の連帯感を強くするのに役立つかもしれません。
ドッグタグ活用例2.スポーツ時のアクセサリー
ドッグタグは、スポーツ時のアクセサリーとしても使えます。
チタン工房キムラが制作するドッグタグは、純チタン製なので水や汗に強く、スポーツ中に汗が付着しても腐食しませんし、水洗いができるのでメンテナンスが簡単です。
また、純チタンなので汗による金属イオンの溶け出しがなく、金属アレルギーになりにくいという特徴もあるので、肌が敏感な人にもおすすめです。
スポーツ時には、思わぬアクシデントが生じる恐れがあります。
氏名・血液型は有事の際に役立ちますし、障害のある人ならば緊急時に使用する薬品名や、かかりつけの病院名や連絡先を刻印しておくのも、備えとして有効です。
こちらも参考になれば幸いです。
ドッグタグ活用例3.認知症患者の身元保証票
認知症を患うと、徘徊したり、行方不明になるケースがあります。
「迷子札」を身につけさせ、保護されやすいようにする試みは以前からありますが、プラスチック製やビニール製の迷子札では、徘徊しているうちに破損してしまう危険性があります。
ドッグタグならば、ネックレスとして首にかけるだけですし、金属プレートに名入れしますので、破損することなく役立つでしょう。
また、認知症の初期段階の高齢者には、自分が認知症を患ったことを認めたくない、という意識の人もいます。
あからさまな「迷子札」だと、「認知症患者」という事実を突きつけられる印象を持ってしまい、自尊心を損なったり、心配している家族と衝突してしまう場合があります。
ドッグタグは、ミリタリーファッションとして認知されているアイテムで、一見アクセサリーにしか見えません。
認知症の初期段階の高齢者にも、ドッグタグは抵抗感が少なく、身につけてもらいやすいと言えます。
シニア世代向けのドッグタグ(身元証明ネックレス)は、プレゼントとしても好評です。
参考画像と他のお客様の声もまとめられていますので、ぜひご覧ください。
ドッグタグ活用例4.災害時の防災アイテムとして装着
もともと日本は世界的に見ても地震の発生が多い国ですが、現在は異常気象により、大雪や大雨、強力な台風などの自然災害が頻発しています。
天災は、いつ・どこで・誰に起きるかわからないからこそ、防災の備えは必須です。ドッグタグは、防災アイテムとしても活用できます。
氏名や血液型、連絡先などをドッグタグに刻印し、家族で準備しておくと便利です。
純チタン製のドッグタグなら、防災バッグの中に収めていても劣化しません。
もちろん、普段から身につけておくのも防災意識が高まって良いでしょう。
ご家族によっては、ファッションの好みも分かれる場合があるでしょう。
好きなデザインのドッグタグのほうが、愛着が湧いて大事にしますので、結果的に防災にも役立つと考えられます。
チタン工房キムラでは、ドッグタグにも豊富なデザインをご用意していますし、お客様のデザインを形にするワンオフ対応も行っています。
事例の画像をぜひ参考にされてください。
「目立ちにくいドッグタグ」というご提案
上記でご紹介した4つのドッグタグ活用例は、主にドッグタグを目立たせて使用する方向性でした。
しかし、女性のお客様を中心に「ドッグタグは使ってみたいけど、大きかったり、目立つのはちょっと気になって…」というご意見をいただくケースがあります。
チタン工房キムラでは「目立ちにくいドッグタグ」として、最小サイズの「Nail」をご提案しております。
極小ドッグタグ「Nail」は、15mm×8.4mmサイズで、金属プレートも刻印する文字も、極限まで小さくしました。
「小さすぎると文字が読めなくて役に立たないんじゃない?」というご心配は不要です。
チタン工房キムラの加工技術ならば、刻印された文字は小さくても鮮明で、万が一のときも問題なくドッグタグの情報を確認できます。
上の参考画像のように、一見すればただのペンダントネックレスとしか見えません。
ドッグタグの文字情報を見られることが気になって着用をためらっている人や、スポーツ時などに金属プレートの大きさが集中の妨げになるかと不安な人に、おすすめのアイテムです。
ドッグタグの刻印内容を目立たせない木目肌加工も可能
金属プレートや文字を小さくする以外に、ドッグタグの刻印内容を目立たないようにできるのが、木目肌の加工です。
プレート表面に装飾を施すことで、文字をカモフラージュできます。
ドッグタグ表面の木目肌も、文字と同様、切削彫刻で仕上げているのでキズに強く安心です。
刻印内容が目立ちにくい木目肌ドッグタグも、全体を目立ちにくくする極小ドッグタグ『Nail』も、「ドッグタグが気になる…」というお客様の気持ちに寄り添って生まれた一品です。
ぜひ参考ページをご覧くださいね。
ドッグタグのネックレス部分も調整・アフターフォロー可能
ネックレス部分が、使用者の体格に合っていないと身に着けづらく、せっかくのドッグタグに愛着が持ちにくくなってしまいます。
チタン工房キムラでは、ネックレスのチェーン切れ時や、長さ変更時、留め具の破損にも対応しております。
アフターケアのページには詳細が載っており、気になる点がありましたらメールによるお問い合わせも受け付けてます。
チタン加工から販売まで一貫して行っているチタン工房キムラだからこその、お客様に寄り添った商品提供とサービスを心がけております。
お気軽にお問い合わせください。
ドッグタグの活用法を知ってただのネックレス以上の価値を出す
ドッグタグは、ファッションアイテムとしても実用品としても、魅力的なネックレスです。
形状やサイズも多様なので、男性・女性、子どもからお年寄りまで、お気に召す一品があるでしょう!
自分用に、大切な人への贈り物用に、あなたの想いを込めたドッグタグを制作してみませんか?
こちらも参考になれば幸いです。