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2022/08/07

IDタグとは?特徴と活用方法について紹介、ギフトアイテムにもおすすめ

IDタグは、IDプレートもしくはドッグタグとも呼ばれ、金属のプレートに個人のID情報、メッセージを刻印したものです。

ネックレスのトップ、ペンダントして活用されています。

IDタグというと、愛犬用の鑑札札、迷子札を想像される方もいると思いますが、近年のペットブームにあいまって、愛犬とのかけがえのない時間を共有する、そのような目的で作成される方も増えています。

今回はIDタグの特徴と、活用方法についてご紹介いたします。

IDタグとは

IDタグは、兵士を識別するための認識票として誕生しました。

プロイセン軍が1870年の普仏戦争で、兵士の身元確認のために導入しました。

IDタグの着用目的

兵士が戦死した場合、IDタグが無かった時代は屍者の人相や入れ墨などで個人を特定していましたが、遺体が破損していた場合は、誰の遺体なのか分かりません。

そこで、金属プレートにID情報を打刻して、チェーンを付けて兵士に身に着けさせたのです。

IDタグは、上下で分かれるシングルプレート(一枚)、ダブルプレート(二枚)の2種類がありますが、いずれも戦死した兵士にもID情報が記載されたドッグタグが残りますので回収時に個人を判別することが可能になります。

 

IDタグの記載内容例

陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊によって刻印される順番が異なりますが、記載される内容は同じです。

  • 国籍・所属自衛隊名(JAPAN GSDF/MSDF/ASDF)
  • 認識番号
  • 血液型

アメリカでも、空軍・海兵隊・海軍・陸軍・湾岸警備隊で刻印される内容は同じですが、順番が異なります。

  • 名前とミドルネームの頭文字
  • 社会保障番号
  • 血液型
  • 宗教

アメリカでは、信仰している宗教が記載されているのも特徴です。

チタン工房キムラでは一般ユーザー向けの、ドッグタグの刻印について、別の記事で紹介していますのでご覧ください。

IDタグの活用方法

戦時中は兵士の個人識別手段として用いられていたIDタグですが、現代においては、ファッションアイテムとしての認識、すっかり定着しました。

縦横比のバランスが取れていて、見た目がスマート、文字もたくさん書き込める機能的な形状、デザインから、ミリタリーファッションの枠を超えて、定番のアクセサリーとして一般的なファッションに使用されています。

幅広い用途で使われているIDタグですが、現在のチタン工房キムラで制作実績の多い活用法を紹介いたします。

 

予期せぬ事態の遭遇の備えとして、身元証明ネックレスとして活用

IDタグは、名前や連絡先・メッセージなどを刻印できるので、身分証明ネックレスとして重宝されています。

自転車やバイクに乗る人は、万が一の事故に備えて、身に付けておくと安心です。

個人情報をあまり人目につかないよう、工夫したQRコードを刻印仕様などもラインUPしています。

 

 

高齢者や認知症患者の迷子札の代わりに活用

家族に認知症高齢者が居る場合は、迷子札があると安心です。

認知症患者の行方不明問題が社会問題として認識された2010年以降、チタン工房キムラでは一番手軽に、シンプルに対応出来る身元証明アイテムとして、たくさんの製作実績を作り上げることが出来ました。

徘徊で行方不明になっても、迷子札に名前と電話番号が記載されていれば、警察や見つけてくれた人からの連絡がスムーズになるでしょう。

しかし分かりやすく、認識性第一を念頭に置いた場合、これらの用途を全て英語表記することはなかなか難しい課題です。

当社では日本語にも対応しています。日本語対応についての記事とあわせ、時代にあわせて広がっているIDタグの用途や進歩についての記事がありますので、どうぞご一読ください。

しかし、初期の認知症患者だと、あからさまな迷子札だと自尊心を傷つけてしまい、身に付けてくれないというケースもありえます。

そんなときは、家紋に情報を刻んだペンダントベースのIDタグをプレゼントしてはいかがでしょうか。とてもカッコいいですよ。

一族の家紋をあしらったものであれば、拒否する理由はありませんしね。

 

 

IDタグのファッションアイテム化

自衛隊のIDタグは、ステンレススチール素材が使われ、レーザーでエッチングされています。

IDタグは、素材や刻印方法で印象が異なるので、ドッグタグをアクセサリーとして身に付ける場合は素材にこだわるのも楽しいですよ。

定番のプレート型だけではなく、フェザー型やハート型・表面が3Dデザインになっている商品など、チタン工房キムラにはファッション性の高いデザインのドッグタグが豊富です。

 

こちらはチタン工房キムラ最小モデル、15×8.4mm、小指の爪サイズのIDタグ。女性からのオーダーも多数、2021年よりダイヤモンドを留めたモデルもリリースしています。

大切な方へのギフトにもとてもおすすめです。

 

 

 

進化を続けるIDタグ


もともとは兵隊の個人識別のために使用されていたIDタグですが、個人情報やメッセージを刻印できるという特性があるので、迷子札や身元確認アイテムとして、これからも進化を続けることでしょう。

お問い合わせ、お待ちしております。

チタン工房キムラ店長の福田です。

豊富な制作実績経験を活かし、貴方のご要望にお応えできる作品を実現化します。

mail:nandemoya@titankobo.co.jp

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