ピアスで痒くなる原因は?金属アレルギーの可能性も!対策とおすすめのピアスを紹介
ピアスを着けていて痒みを感じたことがある人も多いのではないでしょうか?
少しの痒みでも気になって、せっかくのおしゃれが楽しめないと悩んでいる方もいると思います。
「なぜこんなに痒いのか」「この痒みを放っておいてよいのか」
今回はそんな悩みを抱えている方にピアスで痒くなる原因と対策方法、肌に優しいピアスをご紹介します。
この記事を読めばピアスでの痒みの原因と自分に合ったピアスが見つかり、もっとおしゃれを楽しめます!
ぜひ参考にしてください。
ピアスで痒くなる原因は?
ピアスをつけることによって、耳たぶなどが痒くなる原因は何でしょうか?
金属アレルギーやピアスホールの乾燥まで、原因は様々です。
詳しくみていきましょう。
金属アレルギーによる痒み
ピアスをつけることで、金属アレルギーを発症し、耳たぶなどが痒くなることがあります。
症状は突然表れる可能性があり、ピアスをつけ始めたときには症状がなかったとしても、突然発症するケースも少なくありません。
また、ピアスをつけっぱなしにしていると、身体と金属が触れている時間が長くなるため、金属アレルギーの症状をが引き起こしやすくなります。
金属アレルギーかもしれないと思ったら、反応があったピアスをもって皮膚科・病院を受診してください。
乾燥による痒み
ピアスホールの皮膚が乾燥することでかゆくなることがあります。
ピアスホール部分は特に薄く、乾燥しやすいデリケートな箇所のため、消毒や洗浄のしすぎにより痒みが発症します。
ピアスホールは汚れが溜まりやすいことから洗浄が必要ですが、必要以上に洗ってしまうと手と同じようにカサカサになります。
ピアスホールは体にとって小さなケガのようなものなので、慎重に扱いましょう。
特に、皮膚が弱い人や敏感肌の人は特に注意が必要です。
軟膏や化粧水などで保湿して、改善されないときは皮膚科・病院を受診してください。
ピアスホールが完成する経過による痒み
ピアスホールが完成する過程でかゆくなることがあります。
これはケガが治りかけのときにかさぶたが痒くなるのと同じで、これはピアスホールが完成に近づいている証拠です。
ホールが安定するまで触らないよう我慢が必要です。
また、不潔な手で触れてしまうと赤みや感染症を引き起こす可能性があります。
もし未完成のままピアスを外してしまうと、再度つける際にホールを傷つけてしまうため、炎症が起こきる可能性があります。
ファーストピアスをつけて間もない方は慎重な判断が必要です。
シャンプーやせっけんによる痒み
肌に合わないシャンプーやせっけんを使用することでかゆくなることもあります。
ホールは他の部位よりも薄く、敏感なため低刺激のものを選ぶことがおすすめです。
また、流し忘れも痒みを引き起こす原因になります。しっかり洗い流しましょう。
炎症などのトラブルによる痒み
細菌が侵入して炎症を起こし、かゆくなることがあります。
手を清潔にしてからピアスを付け替えましょう。
また、枕に耳を押し付けたり、洋服にひっかけたりするとホールに負担をかけ、傷ついてしまい、細菌が入りやすくなります。
炎症が長期間続くようでしたら、皮膚科に相談することをおすすめします。
ピアスで痒みがあるときの対処法
ピアスによる痒みが発症しているときの対処法を解説します。
どの症状も連日回復しない場合は、必ず医師に相談してください。
軟膏を塗る
ピアスホールが乾燥している場合は軟膏を塗ると痒みが緩和することもあります。
市販薬を使用するのは症状が軽い場合や、すぐに病院に受診するのが難しい場合にのみ使用するようにしましょう。
ひどくなると痕が残ったり、ケロイドができてしまったりすることもあります。
かぶれや金属アレルギーを起こしている場合には、炎症を抑えるためステロイド成分を含む刺激の少ない軟膏を選びましょう。
市販の軟膏で症状が改善しないときは皮膚科を受診しましょう。
病院に行く
金属アレルギーの可能性がある場合は、ピアスをすぐに外して、皮膚科を受診することをおすすめします。
原因となる金属を特定したほうが良いので、反応があったピアスを持参しましょう。
ピアスで痒みがあるときの対策法
では、痒みや炎症を起こさないためにはどうしたらよいのでしょうか?
自宅でできる対策法をまとめています。
自分に合った方法でピアスホールのトラブルを避けましょう。
かゆくなりにくいピアスを着ける
金属アレルギーの疑いがある場合は、かゆくなりにくい素材のピアスを選びましょう。
チタンやニッケル、プラチナなどがあげられます。
特に、チタンは金属アレルギーになりにくい素材で、肌に優しい素材です。
そのうえ、軽いので耳たぶへの負担が少ないことも特徴です。
ピアスをつけっぱなしにしない
ピアスはつけっぱなしにすることで、身体と金属が触れ合う時間が長いため、痒みを発症する可能性が高まります。
ひどい場合はピアスホールに炎症が出てしまうこともあるので、注意が必要です。
ピアスを外したくない人は、チタン製などのかゆくなりにくい素材のピアスをつけましょう。
シャンプーやせっけんを変える
シャンプーやせっけんが原因で痒くなることが考えられるので、シャンプーやせっけんを変えてみましょう。
また、頭や体を洗った後に、ピアスホールを洗うとシャンプーやせっけんが残りにくいので、順番を変えることも対策のひとつです。
ピアスホールのケアにはデリケートな部分専用のボディソープなどもおすすめです。
ピアスホールを常に清潔にする
ピアスやピアスホールを常に清潔にすることで、かゆみや炎症のリスクが低減されます。
また、ピアスそのものを清潔にすることも重要です。
週に1〜2回は消毒するようにして、消毒をしたピアスは蓋がついているケースに保管するなど清潔を保つようにしましょう。
痒くなりにくいピアスを紹介!
金属アレルギーの方や疑いのある方は痒くなりにくい素材のピアスを選びましょう。
アレルギーには個人差があるので、すべての人に反応が起こらないというわけではありません。
もし、お肌に合わない場合はすぐに使用をやめましょう。
自分の体質と好みにあったピアスを選びましょう。
チタン
チタンは数ある金属の中でも金属アレルギーの反応が出にくいと言われています。
金属アレルギーは水や汗などで溶けた金属(金属イオン)が人体のタンパク質と反応することで発症します。
チタンは空気中の酸素に触れると表面が膜に覆われ、水や汗で金属(金属イオン)が溶け出さなくなるため、アレルギーが出にくくなります。
しかし、商品によってはチタンポストという表記であってもニッケルなどの金属が含まれている可能性があるので購入の際は表記を確認しましょう。
チタンのピアスはつけっぱなしに向いている小さいものから、大きめのおしゃれなものまで種類は様々です。
・オールチタン ・軽くて丈夫 ・外径14.5mm ・チタンフープピアス/FSW15 |
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・オールチタン ・水や汗に強い ・外径0.75mm ・チタンピアス アメリカンタイプ |
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ニッケルフリーと記載のあるピアス
ニッケルフリーは金属アレルギーを引き起こしやすいニッケルという素材を含まずに作られています。
アクセサリーの中で比較的安いため、価格面でもおすすめです。
しかし、ニッケルフリーの表示がある商品でも、接合部分に少量のニッケルが含まれている可能性があります。
購入の際には注意が必要です。
プラチナ
プラチナは金属アレルギーが起こりにくい素材と言われています。
純度が高ければアレルギーを引き起こす可能性はさらに低くなります。
ただ、上記の2つと比べると高価なものが多く、いくつも持つには良心的な価格とは言えません。
ピアスの痒みに関するQ&A
ピアスの痒みに関するよくある質問をまとめてみました。
Q:ピアスによる痒みを放っておくとどうなる?
A:放置していると、症状が悪化する場合があります。ひどい場合、痛みが出る可能性があります。
前述の対処法を参考にして、2〜3日ほど様子をみましょう。
症状が長く続く場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
Q:どんなピアスがかゆくなる?
A:金属アレルギーの反応がしやすいものは、コバルト、ニッケル、スズ、クロムなどがあげられます。
アレルギーの体質がある方はアルミニウムやパラジウム、鉄、銅、亜鉛なども避けた方が良いでしょう。
Q:痒みはいつまで続くの?
A:期限は痒みの原因によって異なります。
金属アレルギーが原因の場合は痒みが治まることがなく、病院での治療が必要になります。
ただ、ファーストピアスが完成する途中のかゆみの場合は、通常数日から数週間ほどで治まることが多いです。
また、耳たぶが厚い人は完成まで時間がかかることがあります。
痒みが出てからは2〜3日ほど様子を見て、痒みや赤みがひどくなった場合はすぐに病院に受診してください。
Q:かゆくなりにくいおすすめのピアスは?
A:チタンやプラチナ、金やシルバーがあります。
また、ニッケルフリーもアレルギーの反応が出にくくなります。
金属の中で最も金属アレルギーの反応が出づらいと言われているのがチタンです。
チタンは軽いため、耳への負担を減らしてくれるのもメリットです。
チタン工房キムラで製作している「チタンフープピアス/FSW15」は男女ともに人気の商品です。
完全純チタン製のため肌に優しく、クロッシングタイプなのでキャッチをなくす心配もありません。
・オールチタン ・軽くて丈夫 ・外径14.5mm ・チタンフープピアス/FSW15 |
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まとめ
ピアスによる痒みの原因と対策、かゆくなりにくい素材のピアスを紹介しました。
痒みによる原因は人それぞれです。
まずは原因をはっきりさせ、原因に応じた対処・対策が必要になります。
症状が長引く場合は、専門の医師に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
この記事を参考にして、ピアスによる痒みを治し、ストレスフリーでおしゃれを楽しみましょう!