BLOG

ブログ
2023/01/23

認知症で徘徊してしまう原因とは?行方不明になった時の対策グッズを紹介!

認知症で徘徊してしまう原因とは?行方不明になった時の対策グッズを紹介!

認知症の高齢者の方が徘徊してしまい、困っている方は多いことでしょう。ではなぜ、認知症になると徘徊してしまうのか。

この記事では、認知症の高齢者の方が徘徊してしまう原因と対応方法について解説します。しかし、対応したとしても完全に防ぐことができるとは限りません。

そんな時に役立つ対策グッズの紹介もしていますので、ぜひ最後まで読んでいただき、徘徊対策の参考にしてくださいね。

認知症による徘徊とは

認知症による徘徊とは

認知症による徘徊とは、「周辺症状」と呼ばれている症状の一つです。あてもなく外出し、うろうろと歩き回る行動を指します。

認知症による徘徊は、事故やけがなどさまざまな危険が伴います。その例として、

  • 行方不明
  • 転倒によるけが
  • 夏場における熱中症
  • 冬場における低体温症

などが挙げられます。

また、夜間徘徊は、介護者の心身への大きな負担となります。さらに、介護者の体調にも影響する場合もあり、危険な症状です。

介護者の方が徘徊・夜間徘徊を抑えようとすればするほど、ご本人は逆に出かけようとしてしまうので、やみくもに押さえつけるのではなく、まず徘徊の原因をしっかり把握することが必要です。

次に徘徊が起こる原因について、解説していきます。

認知症による徘徊の原因

認知症による徘徊の原因

認知症による徘徊の原因には、以下の3つの原因が考えられています。

では、この3つの原因について、ひとつひとつ解説していきます。

原因①:身体的なストレス

徘徊する理由の一つに、身体的なストレスが考えられています。例えば、「お腹がすいた」「お腹の調子が悪いから、トイレに行きたい」など、身体的なことが理由で行動し出します。

しかし、ご本人はそういった身体的ストレスの理由や行こうとしていた目的の場所を忘れてしまうので、身体的ストレスを抱えたまま徘徊してしまう場合があります。

原因②:心理的なストレス

記憶障害によって現状を忘れ、過去に習慣として行っていた記憶から外出しようという衝動に駆られてしまうことがあります。

例えば、以前、夕飯の支度やお迎えをしていた記憶から、夕方になると何かしなくてはいけないといった不安や焦燥感が徘徊の原因となってしまうことがあります。

原因③:環境

環境が原因で徘徊してしまうこともあります。例えば、「居心地が悪い」「自分が今いる場所に見覚えがない」などといった理由が徘徊につながります。

認知症の方にとって、環境が変わることが大きなストレスになり、混乱を招きやすくなるので注意が必要です。

チタン製ネームタグ ・水や汗に強い
・キズに強い
・軽い
チタン製ネームタグ
商品ページはこちら ≫

認知症による徘徊の対応方法

ここまで認知症による徘徊の原因について解説しましたが、次に徘徊の対応方法について解説していきます。主な対応方法は下記が挙げられます。

では、認知症による徘徊の対応方法について、ひとつひとつ解説していきます。

対応方法①:ストレスの原因を把握する

徘徊の原因にストレスが大きく関わっていることを踏まえ、認知症の方が感じているストレスの原因を把握することが対応方法の一つ目となります。

身体的ストレスが徘徊の原因と考えられる場合、飲食や排泄をすることで気持ちが落ち着き、徘徊を防げます。

さらに、排泄が原因と考えられる場合は、主治医と相談した上で、排泄に関する服薬を見直すことで徘徊が落ち着くこともあります。徘徊があった場合には、下痢や便秘、頻尿といった排泄の状況を確認することが重要です。

対応方法②:地域と連携する

徘徊の対策には、地域の方々との協力が不可欠です。その対策として、まず地域包括支援センターに徘徊の症状を相談し、外で見かけたら連絡してもらうよう頼んでおきましょう。

また、認知症は恥ずかしいことではないので、住んでいる地域の家庭に徘徊をする家族がいることを告げて、徘徊者を見かけたときに本人に話しかけてもらえるよう協力をお願いしましょう。

対応方法③:趣味を探す

何もすることがなく、話し相手もいないと「自分の居場所がない」「ここはどこなんだ」と不安を感じ、その不安が徘徊につながってしまいます。

没頭できる趣味や達成感のある作業など毎日を充実して過ごせるものがあれば、「ここは自分の居場所だ」という感覚が得られます。

対応方法④:適度な運動をさせる

誰でも、同じ場所にじっとしているのは辛いものです。エネルギーがあり余ってしまうことで、「徘徊」という行動に至ってしまうことがあります。

適度な運動をさせることでエネルギーを発散させて、心地のよい気分や適度な疲労感を味わうことで外出したい衝動を改善させる効果があります。

散歩などの適度な運動で足腰が鍛えられ、また、交通ルールを記憶させておく脳のトレーニングにもなります。

認知症による徘徊の対策グッズ

認知症による徘徊の対策グッズ

次に、徘徊の対処に効果的な対策グッズをいくつかご紹介します。下記が徘徊の対策グッズとなります。

では、これらの対策グッズについて、詳しくご紹介していきます。

対策グッズ①:人感センサーの設置

人を感知すると、チャイムや光で知らせるものやスマホに連絡が入るものもあります。玄関や寝室のドアに取り付けて、徘徊する前に気付けるようにするグッズです。

対策グッズ②:GPSアイテムを持たせる

ご本人の位置情報を知らせてくれるGPS機能が付いたアイテムを身につけておくのも効果的です。小さな巾着などに入れて、服のポケットに入れておいたり、靴に付けておいたりできるタイプのアイテムもあります。

どのタイプのアイテムを利用するのがよいかを地域包括支援センターなどに相談してみましょう。

対策グッズ③:デジタルロック式の鍵に取り替える

玄関や勝手口の鍵を取り替えるか、もうひとつ鍵を取り付けることで徘徊を防ぎます。暗証番号を入力してドアが開くデジタルロック式の鍵にするのも有効です。

対策グッズ④:厚生労働省推奨アイテムの活用

厚生労働省は認知症の徘徊対策として、上記でご紹介した人感センサーやGPS機能付きアイテムを推奨しています。また、身元情報が登録されたQRコードを記載したシールを身体や持ち物に貼ったり、キーホルダーを携帯したりすることも推奨しています。

チタン製QRコードタグ ・水や汗に強い
・キズに強い
・軽い
・プライバシーに配慮
チタン製QRコードタグ
商品ページはこちら ≫

アクセサリーなら肌身離さず安心 身元証明アクセサリーの紹介

アクセサリーなら肌身離さず安心 身元証明アクセサリーの紹介
先程、厚生労働省が、身元情報が登録されたQRコードを記載したキーホルダーを徘徊対策のアイテムとして推奨していることをお伝えしました。

そこで紹介させていただきたいのが、チタン工房キムラの「チタン製 身元証明ネックレス」です。

高齢者向け身元証明アクセサリーの紹介

当社が開発した高齢者向け身元証明アクセサリーは、軽くてお洒落なチタン製ネックレスです。

チタンは水や汗に強い素材で、入浴の際も取り外す必要がありません。常時着用できるという点は、身元を証明するアクセサリーとしてうってつけです。また、キズに強い素材でもあるので、刻印された文字が読めなくなってしまうといった心配がありません。

刻印するべき情報は以下のとおりです。

  • 氏名
  • 住所
  • 常時連絡が取れる連絡先

さらに、

  • 生年月日
  • 血液型
  • かかりつけ医療機関
  • 既往歴

このようなことも記されていれば、不慮の事故などに合ってしまったときなどに、救急救命士の方の手助けにもなるでしょう。

また、QRコードで徘徊者の情報を刻印したタイプもございます。

高齢者向け身元証明アクセサリーの紹介

高齢者向け身元証明アクセサリーの紹介

iPhoneなどのスマホでQRコードを読み取ると、名前や連絡先などが表示され、徘徊者の情報がすぐに把握できます。徘徊者の個人情報がQRコードで刻印されているので、プライバシーに配慮しています。

このネックレスは、常時着用してもらってこそ役に立つアイテムなので、そのためには早い時期から着用して慣れてもらうのがポイントです。ですので、ご両親がご高齢になる前にプレゼントすることをおすすめします。

還暦や退職記念などのタイミングで、ご両親へプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

チタン製ネームタグ ・水や汗に強い
・キズに強い
・軽い
チタン製ネームタグ
商品ページはこちら ≫

チタン製QRコードタグ ・水や汗に強い
・キズに強い
・軽い
・プライバシーに配慮
チタン製QRコードタグ
商品ページはこちら ≫

まとめ

認知症のご家族が徘徊する原因はさまざまなので、まずは何が原因かを突き止めることが先決です。そして、普段からストレスを与えないようにすることも重要です。

ひとりで悩まずに、周りの知り合いや自治体に相談するなどして自身の負担を減らすようにしましょう。

認知症のご家族が行方不明になってしまった際には、便利なアイテムを活用し、すぐに行方が見つけられるよう準備をしておくことが肝心です。

チタン製ネームタグ ・水や汗に強い
・キズに強い
・軽い
チタン製ネームタグ
商品ページはこちら ≫