ピアスキャッチをなくした時の対応策!金属アレルギーになりにくい素材を紹介
ピアスは、レディースジュエリーとしてとても人気です。
いつも身につけていた愛用のピアスが、気づかないうちに取れてなくなってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ピアスが取れてなくなってしまうのは、ピアスキャッチ(ピアスの留め具)が外れてしまうことが原因です。
そこで今回は、ピアスキャッチに着目して、ピアスキャッチの種類や金属アレルギー、ピアスを紛失時の対応策についてご紹介します。
この記事を読めば、きっと今までより安心してピアスを身につけられますよ。
意外と知らない?ピアスパーツの名称
ピアスを探しているときに出てくる各パーツの名前。
自分でアクセサリーを作ったりしない限り、意味を知る機会は少ないですよね。
ピアスキャッチについて知る前にピアスの名称をチェックしておきましょう。
【ヘッド(トップ)】ピアスの飾りの部分。耳の前側にくるパーツのこと
【ポスト】耳たぶを貫くピアスの軸の部分
【キャッチ】ポストを固定するための留め具のこと
【ピアスホール】耳たぶなど、体に空ける穴
またピアスのデザインは大きく分けて以下の5種類がありますよ。
【スタッドピアス】
ポストがヘッドに対して垂直についているタイプ。最も代表的な形です。
耳に差したあとはキャッチの取りつけが必須です。
【フックピアス】
ポストをピアスホールに引っかけるだけでキャッチがいらない、釣り針のような形のピアス。
レディース向けのエレガントで大人っぽく見えるものが多いです。
【フープピアス】
ホールに輪っかが通っているように見えるデザインのピアス。
ポストを挟み込んで固定するタイプやスタッドタイプもあります。
サイズも豊富で、形も円だけでなくハート型やしずく型などさまざま。
【アメリカンピアス】
ポストがチェーンになっているタイプのピアス。
こちらもキャッチ不要のものが多く、前後の長さを調節して雰囲気を変えられるピアスです。
ピアスキャッチのつけ方3ステップ
ピアスキャッチのつけ方のポイントをご紹介します。
ポストを目視確認する
ピアスをつけることに慣れている方は、鏡を使わずに感覚でつけられるかもしれませんがmまだ慣れていない方は鏡を使って目視で確認しながらつけましょう。
ここでは左耳へのつけ方について解説します。
まず、ピアスホールにピアスを差し込み、右手人差し指でポストのトップを押さえながら、耳の裏側に突き出たポストを目視で確認しましょう。
ポスト先端にキャッチを通す
鏡で確認しながら、ポスト先端にキャッチを通します。
ポストとキャッチを押し込む
ポストがキャッチの穴に接していることを鏡で確認しながら、最後に両側から軽く押し込めば完了です。
ピアスキャッチをなくしてしまう原因
ピアスは、留め具であるキャッチをポストにつけることで外れないようにしています。ですので、キャッチが外れてしまえばピアスも外れてしまいます。
気づかないうちにキャッチが外れてしまうと、ピアス本体も気づかないうちに失くしてしまいます。
では、気づかないうちにキャッチが外れてしまうのは、どういう場面なのでしょうか?キャッチが外れてしまう原因について、解説します。
着替えているとき服に引っかけてしまう
服を着替えるとき、襟ぐりに耳が触れることで耳元に力がかかり、キャッチが外れやすくなります。
さらに、そのとき外れたキャッチやピアス本体が服の中に紛れてしまったり、遠くに飛んでいってしまったりして、ピアスを見失うことにつながります。
寝ているときに外れてしまう
寝るだけならピアスが外れることなんてないだろうと思ってしまいがちですが、実は、寝ているときにキャッチは外れやすいのです。
耳を枕につけた体勢で寝たり、寝返りしたりするとキャッチやピアスの装飾が枕やふとんに引っかかって外れてしまう可能性が高いです。
入浴中に排水溝に流してしまう
ピアスを外さず、入浴する方も多いのではないでしょうか。
髪や顔を洗うとき、耳元に手が触れることが多いので、キャッチが外れる可能性が高いです。
お風呂場でキャッチが外れてしまうと、キャッチやピアス本体が排水溝に流れていってしまい見つけるのが困難になってしまいます。
ピアスキャッチをなくさない方法
次に、ピアスキャッチをなくさない方法について、ご紹介します。
ファーストピアスのキャッチを使う
ファーストピアスのキャッチは長期間つけっぱなしにすることを前提にしているので、通常のピアスキャッチと比べて硬く外れにくくなっています。
ですので、ファーストピアスのキャッチを使うことがピアスキャッチの紛失を防止することにつながります。
キャッチが広がったら替える
キャッチは長期間使っているうちに自然と広がってしまうので、外れやすくなります。
よく使うピアスキャッチは、ストックしておくと良いでしょう。
シリコンキャッチは広がりにくい
シリコン製のキャッチは広がりにくいです。
ただし、シリコンキャッチは汚れを吸着しやすく、雑菌がつきやすいので注意しましょう。
そのため、10~14日ごとに交換することをおすすめします。
ピアスキャッチの種類は大きく3つ
ピアスのキャッチは大きく分けて、耳用2種類とボディ用をあわせた3種類があります。
ピアスを選ぶときはキャッチの形も意識して自分に合ったものを探すようにすると、アクセサリーを身につけるのがより快適になりますよ。
【耳用】ポストタイプ
主にスタッドピアスに使用される留め具で、最も多いタイプです。
素材としては金属以外やシリコンなどが用いられ、金属製には外れにくいダブルロックタイプのものもあります。
また、金属製のポストキャッチにはアルファベットのBのような形をしたものが一般的で「バタフライキャッチ」と呼ばれています。
このほかキャッチ自体がパールでできたものや、シリコンなどの素材にはお花型もあり、後ろから見てもオシャレなタイプのキャッチも増えています。
【耳用】フックタイプ
ハンドメイドのピアスによく用いられるキャッチです。
厳密にはポスト部分にあたりますが、丸カン等の金具でつなげればあらゆるモチーフのアクセサリーパーツを取りつけられるので便利です。
留め具をつける場合はシリコン製で筒型のものが多く使用されています。
ボディ用ピアスキャッチの素材はさまざま!
耳たぶ以外の体につけるピアスのキャッチは、着用する部位によって異なります。
耳の軟骨や舌につけるバーベルタイプのピアスには丸型のボールキャッチ。ボール部分を回して着脱するネジ式のキャッチです。
口や舌用のラブレットスタッドピアスのキャッチは薄い円状で、狭い部分でもキャッチが邪魔になりにくいのが特徴です。
ほかにもキャプティブビーズリングといって、ボールキャッチをリング状の軸で挟んで固定するタイプのピアスや、ピアスホールを拡張するためのボディピアスに使われるゴム製のリング型キャッチなど形状はさまざま。
ボディピアスのキャッチは着脱方法もポストに差し込むタイプ以外にも豊富なので、選ぶ前にチェックしておくと安心ですよ。
ピアスキャッチの素材はピアスや好みに合わせて選ぶのがおすすめ
ピアスキャッチはピアスとのセットで販売されていますが、ピアスのキャッチ部分のみで売られているものも多くあります。
金属アレルギーや外れやすさが心配な場合は、体質や組み合わせるピアスの色と素材に合わせてキャッチを選ぶと安心です。
ここではピアスキャッチの代表的な素材をご紹介します。
チタン
チタンは軽くて非常に強度が高い金属です。
さらに金属アレルギーを起こしにくい金属であるため、航空機器や化学などの分野から人の肌に直接触れるアクセサリーや医療機器に至るまで、さまざまな分野で重宝されています。
サージカルステンレス
サージカルステンレスはJIS規格で「316L」というステンレスを使用した素材です。
もともとは医療器具に使われていて、錆びにくいのも特徴です。
また比較的リーズナブルなのでアクセサリーの素材としても人気を集めています。
またピアスヘッドが金属であれば、素材が違っていたとしても見た目の違和感が少ないので、手軽にキャッチをつけたい方はこちらがおすすめ。
シリコン・透明樹脂
シリコンや樹脂でできたピアスキャッチは金属ではないのでアレルギーの心配がありません。
非常に安価なので100円ショップなどではキャッチのみの取り扱いもあったりします。
ただし柔らかいので傷がつきやすく、皮脂や汗などによって滑りやすいことから、消耗品として使用するのがおすすめです。
キャッチが外れたときのためのストックとして持っておくと安心ですよ。
チタンポストとは?肌に触れても金属アレルギーを起こしにくい!
上の項目でご紹介したもの以外にもゴールドやシルバーなどの素材がピアスキャッチに使われますが、比較的手頃で肌に優しいものをピックアップしました。
そのなかでも特に安全な素材として注目を集めているのがチタンです。
ピアスを探していて「チタンポスト」という表記を目にしたことはありませんか?
チタンポストは、ポスト(耳たぶを貫く軸の部分)がチタン製のピアスのことを指します。
しかしなかには、この表記があっても金属アレルギーを起こすリスクがあるものも存在します。
そこでここからはチタン製のピアスキャッチについて解説していきます。
チタン製ピアスの特徴とメリット
上の項目でご紹介したとおり、チタンは数ある金属のなかでも軽くて強いのが特徴です。
サージカルステンレスの約半分の重さなので体へのストレスもかかりにくいというメリットがあります。
また水や汗にも強いので錆びにくく、金属アレルギーも起こしにくいことから、長時間つけていても負担が少なく済みます。
ただし、商品の詳細に「チタンポスト」と書かれていても、実際はピアスの軸であるポスト部分にのみチタンが使用され、ヘッドやキャッチはチタン以外の材質を使っているものもあります。
このためポスト以外の金属が原因で金属アレルギーを起こすことがあります。
金属アレルギー対策としてチタンを検討しているなら、ポストだけでなくヘッドとキャッチもチタン製のオールチタンがおすすめですよ。
チタン工房キムラのオールチタンピアス
チタン工房キムラのチタンピアスはオールチタン。
取り扱い製品すべてに99.4%以上の純度を持つ純チタンを使用しています。
金属アレルギーは後天性のアレルギーであるため、現在アレルギーがなくてもチタン製のピアスを身につけることで予防にもなります。
また、性別や年齢を問わないシンプルなデザインを豊富に取り揃えているので、ペアでの使用やプレゼントにもぴったり。
体に優しいチタンピアスで快適におしゃれを楽しみましょう。
ピアスキャッチをなくしたときの対応策
小さなピアスキャッチは気づかないうちに外れてしまったり、ピアスを外した際に落ちて転がってしまったりと、なにかとなくしがちです。
ピアスはハンドメイドのものも多いので、紛失するたびにピアスごと買い替えるわけにはいきませんよね。
そんなときにおすすめの対応策をご紹介します。
予備用のピアスキャッチを買っておく
この記事でご紹介したシリコン製のキャッチはとてもリーズナブルなうえ、ほとんどのピアスにつけられます。
予備用のピアスキャッチをいくつか持っておくと、いざとなったときに慌てる必要がありません。
また少し値が張りますが、ポストに差し込むだけでロックがかかるロック式ピアスキャッチというものもありますよ。
消しゴムや絆創膏で応急措置
出先でキャッチをなくしまい、あたふたしてしまうのは避けたいですよね。
そんなときは、消しゴムや絆創膏がピアスキャッチの代用品になります。
まず、消しゴムは小さくカットしてポストに刺すという応急処置です。
見た目はあまりよくないかもしれませんが、耳の裏側なら気づかれにくいです。また、普通の消しゴムはなくてもシャーペンがあれば、ノック部分についている消しゴムを使うこともできます。
絆創膏を使った応急処置もあります。
絆創膏をピアスのポストにぐるぐると巻きつける方法です。巻きつける絆創膏がキャッチの役割を果たし、ピアスが外れないようになります。
一体型のフック・フープタイプなら無くしにくい!
そもそもピアスキャッチがなければ無くす心配もありません。
耳に引っかけるタイプのフックピアスや、耳に輪っかが通っているデザインのフープピアスには、キャッチをつけなくても外れにくいというメリットがあります。
フープピアスには、ポストをカチッと挟み込む遮断式タイプのものもあり、こちらもピアスと一体化しているのでキャッチだけが外れるという不安がありません。
フックピアスやフープピアスはシンプルで洗練されたデザインのものが多いため、幅広い世代に人気です。
チタン工房キムラではさまざまな種類のチタンピアスを取り揃えています。
もちろんキャッチつきのフープピアスも販売しているので、キャッチがある方が安心な方や、締め具合を調節したい方はぜひそちらも検討してみてください。
チタン製ピアスで安心しておしゃれを楽しもう
ピアスの形や素材によってキャッチの種類もさまざまです。
できることなら体への負担を抑えたピアスで心からおしゃれを楽しみたいですよね。
チタン工房キムラのオールチタンピアスはそんなお客様の願いを叶えます。
・お肌にやさしい ・水や汗に強い ・軽い オールチタンピアス |
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