2018/06/23
チタンピアス / フープピアス
WEB検索でチタンピアスを見ると本当にたくさんのピアスが出てくるのですが
そのほとんどがポストのみがチタン製で、それ以外の部位は他材質に表面処理(メッキ)を施したものをロウ付けで接合している品でした。
私自身はピアスをする習慣が無いので、正直なところ、「そういうもんなんや・・」と思っていたのですが
ある日、妻とピアスのことで話をすると
「肌に触れる場所なので出来るなら全部チタンのほうがいいんじゃない?」とのこと
と、いうことで弊社が制作出来る部品、技術を活用して、ポスト、キャッチはもちろん、フープ部もチタン製のオールチタンピアスを制作しました。
チタン製眼鏡製造で一般的に用いられている、ロウ付けという接合技術ではロウ材にニッケルや銅が含まれます。
金属アレルギー症状を起こしやすい元素が含まれています。
なのでここにも当社の溶接技術を注入、こだわりました(^^)
こちらは直径φ0.7mmのポストと幅1.15mmチェーンを直付け溶接して制作したモデル
綺麗な流線を描くS字形状のトップですが、よく見ると丸線ではなく三角断面の異型線。
これに得意の光沢研磨処理を施すことで、エレガントなシーンでも使える作品に仕上がりました。
<チタンピアスの特徴:軽量・負担が少ない着け心地>
ピアスをすると引っ張られている感があるという妻。
構造上、細いポスト(線)で重さを受ける為、重さが増すほどその感覚は顕著に。
チタンはピアス素材として一般的に使われている
・ステンレスの約6割
・18Kの約3-4割
の比重の為、とても軽く仕上がります。